2015年6月1日




一般社団法人 洲本市医師会
会 長 津 本 定 也

ご 挨 拶

 平成26年6月より、瀧川卓前会長にかわり洲本市医師会会長になりました津本です。まずは、ホームページでの就任の挨拶が大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
 洲本市医師会では、健康(疾患の予防)、医療・介護への取り組みを、医師会独自で、または洲本市や洲本健康福祉事務所(保健所)などと連携をして行っております。その活動のひとつとして健康大学講座があります。洲本市健康大学講座の受講には登録が必要ですが、公開講座は、どなたでも聴講は可能です。また、毎年新たなテーマで講義の内容を変えてプログラムを組んでいますので、昨年受講された方にも、新たな発見があるのではと思われます。
 南海トラフ地震などの大規模災害に対して、関係機関と救急医療の合同訓練をして、問題点の洗い出しをしています。災害時の救急医療に際しては、つね日ごろからの備えが大切とされています。現在も取り組んでいる救急医療の充実、乳幼児・学校保健、新興感染症対策などを引き続き行ってまいります。
 急速に進んできている超高齢化社会に対して、国は医療・介護のあり方を大きく変えようとしています。医療・介護にかかるコストの見直しは避けられないことではありますが、医師会として重大な関心を持って、取り組んでまいります。
 洲本市医師会は、医療に携わるものとしてのプロフェッショナルイズムを自覚し、地域医療に貢献していこうと思っています。



2012年4月1日





一般社団法人 洲本市医師会
会  長 瀧  川  卓

再 任 の ご 挨 拶

 平成24年4月1日から3か月または1年3か月、ふたたび洲本市医師会の会長に就任することとなりました。3月までの2年間の一番の出来事と言えば、何といっても東北地方大震災と津波による福島原発事故です。東南海・南海地震による被害が懸念される淡路島、災害時の医療体制の構築の必要性をあらためて認識させられました。災害医療は平時の救急医療の延長にあると言われます。したがって、救急医療の充実、乳幼児・学校保健を通しての少子化対策、新型インフルエンザ等新興感染症への準備、そして超高齢社会到来への対応、重要な課題山積です。この2年間を振り返りますと、会長職に汲々として「ひとつも解決してないやないか」と反省しきりの毎日ですが、津本定也・盒恐輊両副会長はじめ力強い理事の先生方が引き続き就任してくれていますので、新たな会長任期の間にこれらの課題が少しでも解決に向かって進むようにこつこつ仕事をこなして行きたいと思います。
 医師会では日々の活動以外に、シリーズで開催する健康大学講座と年一回の健康大学公開講座、不定期の県医師会との共催あるいは単独で開催する市民講座を開催しています。住民のみなさまにはそのような講座を目にされたらどんどん参加され、私たちとともに様々な問題の解決にご協力くださいますようお願いいたします。

【注】公益法人改革にあたり、洲本市医師会では平成24年4月1日より「社団法人 洲本市医師会」より「一般社団法人 洲本市医師会」に変わりました。今後は2年毎の6月総会において新役員が選出されます。兵庫県医師会の役員改選時期と合わせるため、次回の洲本市医師会の新役員選挙は平成24年または平成25年の6月となり、今回の任期は3か月または1年3か月となります。



2010年5月17日





社団法人 洲本市医師会
会  長 瀧  川  卓

ご 挨 拶

 平成22年4月1日、三根一乘先生のあとを継いで洲本市医師会の会長に就任しました。救急医療の充実、乳幼児・学校保健を通しての少子化対策、新型インフルエンザの第2波への準備等、多くの課題が待ち構える今日この頃、会長職がうまく務まるのか少なからず不安を感じますが、幸い津本定也・盒恐輊両副会長はじめ力強い理事諸兄がまわりを固めてくれていますので、恐れず医師会の仕事をひとつずつこなして行きたいと思います。

 医師会活動については、三根先生が詳しく述べてくれています。新執行部の仕事は三根先生が述べられた理念をひとつ一つ実現させ発展させることです。たとえ歩みは遅くとも着実に進めて行きたいと思います。

 医師会では日々の活動以外に、年一回の健康大学公開講座、不定期の県医師会との共催あるいは単独で開催する市民講座等を開催しています。住民のみなさまにはそのような講座を目にされたら、好奇心旺盛にどんどん参加されることをお願いいたします。

余  談

 これまで、医師会の先生方があまり話されなかったこともお話しておきたいと思います。みなさまご存知のように「医師会」は会員である医師(多くは開業医)のための組織です。そこらにあるいろんな組織と同じで一番の目的は会員の利益を守ることです。ただ扱う分野が生命に関わるだけに会員の利益の前に「患者さんの命、住民の健康」がどんと腰をおろしています。「医師会は自分たちの利益を追求する組織でない」というようなことを平気でいう会員がいますが、そんなのは嘘です。「患者さんの命、住民の健康」を守りながら、自分たちの利益・健康も守りたい。これが正直な気持ちでしょう。しかし実現が難しい。

 4月1日より、医療保険制度が変更になっています。ひとことで言えば、崩壊寸前の病院を救うために「病院」に厚く「開業医」に薄く配分するという変更です。

 私たちは日々矛盾の中で仕事をしています。医療保険制度における保険点数が低くなれば、患者さんの負担が少なくなり患者さんの利益になる。その一方、医療機関に入る収入が減り診療所経営が大変になる。患者負担を少なくして、なお医療機関に充分な収入をもたらすためには、無駄を省き、効率のいい診療体系を作ることが必要なのですね。

 おもしろい話をしましょう。今回「病院」に厚く「開業医」に薄くということで、たとえば病院の再診料が値上げされる一方、診療所の再診料が値下げされ、同じ点数になりました。県病のような大きな病院では変更がなく点数は1点高。これで小さな病院ではこれまでより儲かるという理屈です。患者さんにとっては、診療所にかかった場合、3割負担の方で1回10円ほどですが再診の際の負担金が前より少なくなります。つまり病院の患者さんが負担金の安くなった診療所に流れたら、病院の収益が思ったほど増えないかもしれません。  皆さまには国の誘導に惑わされることなく、病院なり診療所なり多少負担金が高くても信頼のおけるかかりつけの先生のもとで治療されることをお勧めします。



2006年10月16日





社団法人 洲本市医師会
会 長 三 根 一 乗

ご 挨 拶 ―地域の皆さまの負託にこたえるために―

 社団法人洲本市医師会は、公益法人としての設立の趣旨に則り、地域に根ざした医師会活動に務めてまいりました。私たちは、地域の皆様が求められる医療の要素を次のように考えております。

(1) 医療を提供する側に医療についての信念・倫理があること。
(2) 医療を提供する側と受ける側との間に信頼関係があること。
(3) 医療を提供する側の医療内容が良質であること。
(4) 医療を提供する側が保有する、医療安全を含めた医療技術を適切に使えること。

 この4項目は、九州大学医学部の信友浩一教授が提唱されているものです。信友教授は、淡路医療圏での医療連携システムを構築するにあたって、直接私たちに教えを頂いた方です。

 上記4項目の実現を保証するするシステムには、組織・市場・ネットワークの3種類があると信友教授は分析します。そして医師会はその組織の1つにあたりますが、強制加入体制が敷かれていないので社団法人と称しているものの任意団体もしくはネットワークに近い存在であるというわけです。

 この鋭い指摘をこれからの医師会活動にどう取り入れていくかが、私たちの今後の課題になると考えております。つまり、現在私たち医療従事者たちの間で部分的に構築されているネットワークは、その質において高い情報性を共有しており、ネットワークのエリアの中では、メンバーの医療の質は保証されていると考えられます。問題は、数あるこれら部分的なネットワークをどう繋げていくか、その中で獲得された「よき医療の質」を外に向かってどう発信していくかでありましょう。医師会の若い先生方の英知と行動力に期待する所以であります。

 私たち医療従事者は、どんなに豊富でレベルの高い知識を身につけ、最新の医療技術を修得していても、その直後からその知識・技術は古くなっていくことをよく知っています。であるからこそ、私たちは日々研鑽に勤めているわけですが、そうした努力の経過と結果とが地域の皆さまに十分伝わっていない憾みがあることは、大変残念であると思っております。このホームページが、そうした役目の一端を担ってくれることを期待しております。

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